地域ケア会議を考案し拡めた和光市の保健福祉部長東内京一(とうない きょういち)氏の26年度の抱負

要介護者が、ここ約10年で、増えない和光市は、全国で注目を集めています。ここの地域包括ケアシステムをまねようと年間約300の団体が和光市を訪れるとのことです。奈良県からも最近視察にいかれた団体があると聞いています。地域ケア会議は、和光市の保健福祉部長東内京一(とうない きょういち)氏が考案した会議だそうです。あまりにも実績を伴ったシステムなので厚労省が取り上げ全国に拡がったと聞いております。

地域包括支援システムを推進するための地域ケア会議は、3つの流れ❶❷❸が常にうまく稼働する必要があります。
❶地域の課題抽出(主に包括・ケアマネの役割)
課題解決に資する施策検討(行政を中心とした各種関係団体の役割)
的確なサービス供給体制の構築を先送りしない(行政を中心とした各種関係団体の役割)

縦割りの弊害をなくす

地域包括ケア会議は、名前だけ開催され状況報告で終わるのはNO!(生駒市の保健婦田中氏より)

平成26年度の東内京一氏の抱負 (左クリック)をHPより下記に引用しておきます
「市民の皆様こんにちは、保健福祉部は平成26年度も皆さまのQOL(生活の質)の向上を常に念頭に置いた、保健福祉行政運営を推進します。その方向性は、妊娠期を含む子供から高齢者に渡る全ライフステージの保健福祉に関連する様々な課題に対し、自助・互助・共助・公助の支援の順序を基本に「わがまちの課題」に対応する「わがまちの社会保障制度のあり方及び運用」を市民の皆さまの視点にたち追求していきます。
 保健福祉部は、国が進める2025年に向けた大きな社会保障改革に対応するため、社会福祉課、長寿あんしん課、こども福祉課及び健康支援課の4課に加え平成26年度から福祉政策課を設置し、各課の所管する政策課題や計画策定及び個別相談支援等をシームレス(制度的な縦割りの解消)に業務運営が図れる組織体制とし、本市の保健福祉関連に対する的確な課題抽出(種類・量)及び取り組むべき優先度を明確化し、その課題解決に資する施策検討を行い、的確なサービス供給体制の構築を計画的かつ速やかに進める考えです。その方向性は、保健福祉全般に地域包括ケアを念頭に置き、公民産学連携の考えで推進をしてまいります。」

最後に、救急体制の整備・在宅医療の充実・地域包括支援システムの構築は三位一体で推進しなければ、住民の安心した老後はないといっても過言ではありません。
ところで、あなたは、地域の課題を10個・・いえ3個・・いえ1個言えますか?言えない場合は、ケアマネ・包括に教えていただきましょう。課題を上げないとなにも進みません。

あっちこっちで聞きかじったことばかりなので間違いがあれば、訂正お願いいたします。

 

 

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