名張市・香芝市の在宅医療・介護連携支援センターの取り組み例紹介

香芝市在宅介護支援センターの紹介

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名張市在宅医療支援センターの紹介

名張市在宅医療支援センターの取り組み(管理者報告)PDF

A)名張市の在宅医療を進めていくなかでの課題
1.一般医療機関の積極的な在宅医療への参加
*積極的な在宅医療への医師の参加が難しい
*高齢者の増加により、外来患者が増加、かかりつけ医は多忙で
あり、在宅医療の重要性を自覚しにくい。医師も高齢化。
2.24時間対応の在宅医療への支援体制の整備
*病院の24時間バックアアップ体制の確保が難しい
*市内の医師同士の連携も困難
3.医療・看護・介護・福祉の連携
*職種間の隔たりがありお互いの業務内容の理解不足
*多職種が一同に集まり、合同カンファレンスを行うなど多職種連携システムが必要
4.市民に対する在宅医療の普及啓発
*在宅医療や訪問看護・介護サービスなどの役割や内容を知らない市民が多い

B)平成24年度 名張市在宅医療支援センターの取組み
1 在宅医療支援関係機関のネットワークづくり
・名張市在宅支援実務者会議の開催
・在宅医療連絡票(ケアサマリー)の検討、活用
・医材料供給システム構築
・医療・介護サービスの調整
2 在宅医療サービスの連携・調整
・病診連携の推進(24時間のバックアップ体制の
整備)
3 在宅医療に従事する関係者の連携
・積極的な地域での従事者研修会
・介護支援専門員研修会
・多職種合同カンファレンス
4 市民への普及・啓発
・講演会・フォーラム開催
・医療機関・介護事業所マップ作成
・地域の学習会,サロン等への参加
・ホームページの作成

「名張市・香芝市の在宅医療・介護連携支援センターの取り組み例紹介」への1件のフィードバック

  1. お世話になります。
    11月23日(日・祝)、名古屋大学 豊田講堂にて「第10回在宅医療推進フォーラム」が開催され、聞きに行ってきました。
    午後のシンポジウムでは、在宅医療・介護連携に先駆的に取り組む市町村の紹介があり、三重県の名張市・亀井市長と千葉県の柏市・秋山市長のお話がありました。名張市は人口8万人と、比較的桜井市に近く、参考になることもたくさんありました。
    とにかく行政が頑張っておられること、また在宅医療の拠点つくりとして医師会にお願いし委託事業として「在宅医療支援センター」を運営されているとのことでした。
    一度、桜井市でお話が聞けたらいいのになと思いました。

    また、フォーラムでは、厚生労働省の研究補助金事業で、長寿医療研究センターが作成された「はじめよう!在宅医療」というDVD3本セットを無料でいただきました。
    ご興味のある方はお知らせくださいませ。

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