あけましておめでとうございます。理学療法士中川です。本年もよろしくお願いいたします。
現在ヨーロッパにて在宅医療や認知症ケアについての視察に来ております。
主には療法士関係のものになりますが、なにか気になることがありましたら、コメント等いただければと思います。
こちらの滞在予定は31日までで、フランス、イタリア、オランダ、仮ドイツ、デンマークが滞在予定地となります。
デンマークのみ少し学校の講義を受け、福祉について学んできます。
視察内容については一部こちらでも報告させて頂きます。
あけましておめでとうございます。理学療法士中川です。本年もよろしくお願いいたします。
現在ヨーロッパにて在宅医療や認知症ケアについての視察に来ております。
主には療法士関係のものになりますが、なにか気になることがありましたら、コメント等いただければと思います。
こちらの滞在予定は31日までで、フランス、イタリア、オランダ、仮ドイツ、デンマークが滞在予定地となります。
デンマークのみ少し学校の講義を受け、福祉について学んできます。
視察内容については一部こちらでも報告させて頂きます。
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/3005.html
上記サイトで、米国・欧州各国は、日本・韓国に比べ、ボランティア時間が多いことが紹介されています。宗教観の違いでしょうか?日本では、地域づくりに必要なボランティアは、どうすれば、確保できるのか これが課題の一つですね。
仏教でいう慈悲と、キリスト教でいう愛の違いについて以下のような興味深いことが書かれているサイトを見つけました。
「仏教では慈悲というものを大切にします。生活に困っている人がいたら、お金を上げることは簡単です。
でも、それではかえってその人のためになりません、正法をその人に教えてあげ、生命力をつけ、働き方をきちんとさせることが慈悲につながるという考え方です。キリスト教系の愛というものはすぐ、物をあげたりするので一時的にその人のためになりますが、また、それを否定するわけではありませんが、もっと根本的な解決策をあげるのが仏教の慈悲の精神です。」
中川先生投稿有難うございます。
昨日、2015年1月11日桜井保健所主催の地域在宅医療・包括ケア連携会議(多職種関係職員研修会)が開催され、済生会中和病院今川院長先生が、「地域中核病院における在宅支援の取り組み(地域包括支援病棟)」についてご講演され、理想の看取りと死にかんする国際比較についてご説明され、日本は理想と現実のギャップが世界で最も大きい国であることを指摘されました。
参考となるデーターが記載されておりましたので、新規投稿記事(1月12日)に紹介しておきます。
理想の看取りと死に関する国際比較研究(管理者報告)
上記報告書のなかで、各国の特徴は
• 各国とも、自宅で本人の意思に基づく
看取りが理想だがギャップはある
• 日本、韓国、チェコ(3国には看取りの法
律等がない)、イスラエルは終末期と認
める時期が遅く、人工栄養を使用する
傾向。
• イギリス、フランス、オーストラリアは早
くから終末期と認め、人工栄養も使用し
ない傾向
また、日本は、安楽死・終末期に関する法律の整備も諸外国に比べて遅れているようです。このため、癌患者以外については、終末期治療の展開のさせ方が主治医によって多様で、問題になるケースも今後あるのではと懸念しています。
またいろいろ教えてください。
中川先生、木下先生、みなさま
大変興味深いお話し、ありがとうございます!遅ればせながら大福診療所の朝倉です.
日本の現状を考えながら、つい行き詰まり気味になってしまいますが、他国の状況などは大変参考になるかと思います.中川先生、是非、お話し聞かせて下さい!
1/11の桜井保健所の企画にも是非参加させていただきたかったのですが、あいにく都合が合わず申し訳ありませんでした.
• 各国とも、自宅で本人の意思に基づく看取りが理想だがギャップはある
• 日本、韓国、チェコ(3国には看取りの法律等がない)、イスラエルは終末期と認める時期が遅く、人工栄養を使用する
傾向。
• イギリス、フランス、オーストラリアは早くから終末期と認め、人工栄養も使用しない傾向
というのは大変参考になるように思います.
他国の状況を見つつ、日本の現状について医療スタッフや行政はもとより、地域住民含め、いろいろな状況を想定しつつ議論を続けていきたいと思います.ここには大変時間がかかりそうですが…