第一回宇陀市在宅医療推進講演会~最期まで我が家で暮らしたい~(2月8日)の報告

2回席も満席になる市民参加がありました。他の講演と同じ市民への宣伝(ケーブルテレビ・広報・送迎バスありなど)だということですが、在宅医療への市民の関心の高さに驚かされました。第1回宇陀市在宅医療推進講演会(管理者報告) 講演 メモ(管理者による内容部分抜粋)
❶宇陀市  在宅医療の現状
;宇陀地区医師会副会長 加藤クリニック 加藤久和先生

宇陀地区医師会の内科医の平均年齢は、70歳をこえる。今回、25医療機関の 中から18医療機関からアンケート回収し、眼科を除く16医 療機関が往診をおこなっている。
生老病死ではなく、生老病介護介護介護死。在宅医療では、地 域包括システムの構築が重要。
かかりつけ医・在宅医をもちましょう。
❷住み慣れた地域で最期まで暮らし続けるために
;東近江市永源寺診療所 花戸貴司先生
小児科の先生がいろんな研鑽をつまれ、NHKで紹介されるほど熱心な在宅医療を行っておられます。
あなたの専門は何ですか?という問いに、私の専門は永源寺地区ですと返答される先生です。
地域包括支援システム=地域まるごとケアシステム
中等症の認知症患者であっても、地域の支え(ご近所等)の協力があるので、月1回の訪問診療しか行っていない。グループホームにも施設にもお世話になられていない患者様の紹介がありました。
不治の病で在宅に帰ってこられたら、元気度を増やせばいい。
薬剤師の先生に協力いただいで、お薬手帳を大きくして、緊急時の申し送りを記載し、カルテのコピーを貼る工夫をしている。

公助;生保   低所得者への支援
共助;医療保険・介護保険
互助;ご近所・ボランティア・家族
自助;自立支援・セルフケア・社会参加

互助と共助が地域づくりが大変重要。

❸フォトジャーナリスト 国森康弘先生
核家族化してゲームの影響を受けている子供たちは3度までは生き返れると思っている。
祖母の老いと死をみていった恋ちゃんは、「死んだら二度といきかえらない」という 。でも恋ちゃんは更にいう。「おばあちゃんは自分の心の中で生きている」
染色体異常の病気で生後33分でなくなった赤ちゃんのお父さん曰く「時間という長さではなく   深さでこの子を愛したい 」

桜井地区からは,吉江会長・菊川副会長・坂根先生・木下が医師として参加、桜井市から高齢福祉課石田次長、その他PT中川先生、ケアマネさんが多数参加されていました。

 

 

 

 

「第一回宇陀市在宅医療推進講演会~最期まで我が家で暮らしたい~(2月8日)の報告」への1件のフィードバック

  1. お疲れ様でした。
    三方よしの取り組みは非常に刺激的かつ、参加された方々の多数が涙ながらに講演を聞いておられ、非常に良い空間でした。

    桜井もチーム桜井といった形で多職種だけでなく、異業種までも巻き込んだ地域を考えるチームを創り上げたいなと強く思いました。
    ぜひみなさんで取り組んでいければと思います!

    理学療法士 中川

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