勤務医と地域医療連携 (日本医学会総会 特別企画より)

勤務医と地域医療連携(日本医学会総会 特別企画 2015年4月11日 土曜日 )の講演メモです

 

A 秋田県の報告
慢性期で医療必要度の高い人の施設受け入れが困難。

横手市保健医療福祉総合施設  健康の森  大森市民病院では、11名の常勤医師で約100名 の在宅患者様を担当し、月一回の訪問診療を提供。以下の1・2・3・4を実施。

1退院前カンファレンス

2在宅医療連携カンファレンス (在宅医療支援診療所 の診療所の医師と勤務医とが互いの患者さんの情報交換報告を定期的に行い、勤務医、開業医が学会などに備えて互いに連携する)

3地域ケア会議

⒈⒉⒊これらに加え 、
4.飲みにケーションで相互に言いたいことを言う

その他、
5.医療資源マップの作成、
6.医師とケアマネの密な連携
7.医師をアシストする看護師MSWとの連携も重要

今後は、中小の病院は地域医療連携介護の拠点になるべき

B 大阪府の報告

赤ちゃん救急搬送システム(NMCS  OGCS )は、たった一人の勤務医の先生が大きな携帯電話をもって大阪府全域を365日24時間うけもち、適切な受け入れ病院を紹介することから始まった。他府県からの赤ちゃんの搬送を依頼してくるのが一番多かったのが奈良県であった。

今後 小児在宅医療の推進と小児地域包括ケアの構築が必要。

 

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