在宅医療勉強会 第2回 (桜井地区医師会)

在宅医療勉強会 第2回 (桜井地区医師会)を平成27年4月25日(土曜日)15時から18時桜井地区医師会事務局にて開催しました。

13人の応募がありました。

勉強会メモ

・連携するときの往診料金について
・訪問看護に点滴指示を出す時は、週3回未満でも材料費は請求できる(点滴指示料算定不可)
・在宅医療意向確認書はこの教科書の内容でとっておくのがのぞましい。(S39)
・退院時共同指導料を退院カンファレンス時算定する(Iターンの時、死亡退院となったり、施設紹介になったりで算定できないのもある)
・在宅患者連携指導料は、退院後患者宅などで情報交換を行ったときなどに算定。緊急時などのカンファレンス料も算定。
・在宅歯科を導入すると肺炎のリスクがかなり減る
・モルヒネの持続皮下注は、採算のあう方法を検討する
・公安委員会発行の駐車禁止除外指定車の手続きを最寄りの警察でしておくのがよい(申請は警察署)
・連携しておれば、初診看取りも可能(s81)
・訪問看護ステーションは24時間対応のところを選択するのが得策
・在宅医療バイブル(日本医事新法発行)もおすすめ本(アマゾン購入可能)
在宅医療バイブル

目次
Ⅰ 家庭医療学・在宅医療総論
1高齢多死社会と在宅医療
2訪問診療の実際とその意義
3全身状態のアセスメント

4在宅医療の導入
5治療・ケアのシンプル化
6包括的なケア
7継続的なケア
8患者中心の医療の方法
9患者・医師関係の深まり
10家族志向型ケア
11意思決定支援
12多職種協働(IPW)
13訪問看護の実際とその意義
14訪問薬剤管理指導の実際とその意義
15ケアマネジメントの実際とその意義
16歯科医師が果たす役割
17地区医師会が果たす役割
18市町村行政が果たす役割
19在宅医療を支える地域資源
20地域包括ケア
Ⅱ 老年医学
1高齢者総合機能評価(CGA)
2Polypharmacy
3認知症の診断
4認知症の治療戦略
5認知症のステージアプローチ
6認知症の方のBPSD
7口腔ケア
8摂食嚥下障害
9栄養障害
10リハビリテーション栄養
11生活期リハビリテーション
12運動器不安定症
13転倒・骨折
14褥  瘡
15医療介護関連肺炎
16慢性心不全
17慢性呼吸不全
18慢性腎臓病(CKD)
19非がん疾患の軌道学
20東洋医学
Ⅲ 緩和医療学
1痛  み
2鎮痛補助薬
3オピオイドスイッチングや次の一手
4緩和医療におけるインターベンション
5呼吸器症状(呼吸困難・咳・胸水)
6消化器症状(呕気嘔吐・消化管閉塞・腹水)
7食欲不振と終末期における輸液
8倦怠感
9精神症状(抑うつ・不安,せん妄)
10スピリチュアルケア
11コミュニケーション
12がんの軌道学
13生命予後の予測
14ひとが死にゆく自然経過
15在宅コンフォートセット
16ホスピストライアングル
17終末期高齢者への医療ケア
18認知症の方の緩和ケア
19小児患者の緩和ケア
20死亡診断
Ⅳ 在宅医療各論・制度
1各種カテーテル管理
2経管栄養管理
3中心静脈栄養管理
4人工呼吸管理
5悪性腫瘍患者指導管理
6持続皮下輸液
7在宅で可能な検査
8パーキンソン病
9筋萎縮性側索硬化症(ALS)
10精神疾患
11居住系施設における在宅医療
12小児在宅医療
13病院と地域の連携:退院支援
14病院と地域の連携:後方支援機能
15診診連携
16介護保険における医師の役割
17患者の社会背景を理解する
18在宅医療の診療報酬制度
19ICTを用いた情報共有
20虐  待
Ⅴ Q&A

 

次回は、5月30日土曜日15時からです。日本医師会の発行する午後から在宅へ という教材第4章を学習する予定です。

多数ご参加お待ちしております。

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