在宅医療勉強会 第10回 (桜井地区医師会)

在宅医療勉強会 第10回 (桜井地区医師会)を平成28年5月21日(土曜日)15時から7時桜井市訪問看護ステーションさくら会議室にて開催しました。 12人の参加(内看護師3名理学療法士1名)がありました。

在宅医療テキスト(勇美記念財団発行)の第1章在宅医療総論の
44-63頁まで読み合わせしました

勉強会メモ
・理学療法士が訪問する場合の利用料について
病名にかかわらず、1週間に120分まで利用可能
1回の訪問時間は20分、40分、60分
利用料金詳細は下記資料参考
訪問リハビリの利用料金他
・成年後見人制度の利用について
市役所や地域包括支援センターを通して家庭裁判所に申請
・40歳以下で介護保険制度を受けれない癌末期患者の場合経済的な支援策として障害認定がとれる場合はこれを積極的に利用する
・国際生活機能分類(ICF;international classification of functioning,disability and health)とリハビリテーションについて天井作業療法士さんより参考資料をもとに説明があった。
ICFについての資料
・リハビリテーション病院は、急性期からの流れでないと入院できないが、在宅でも集中的に直接入院してリハビリをしてほしい症例がある。その場合は、一度田原本町のリハセンに紹介すると受けてもらえる場合がある。過去に、脊髄損傷で拘縮で寝たきりの方が2週間の入院集中リハビリを行い現在車いす座位が取れるようになった例がある
・サルコペニアとフレイルについて8月6日の在宅医療勉強会で特別講演を予定
・半固形体で保険請求できるのは現在のところラコールのみ
・栄養の指標では、アルブミンとヘモグロビンが一般的でこの指標を測定してほしいとのPT,nurseから声があった。
・嚥下食ピラミッドについては、医師以外で十分な周知があった
・嚥下食紹介(森永乳業、クリニコ、0120-52-0050)
❶エンジョイプロテイン220g*2、4536円はお味噌汁に入れて蛋白をしっかりとることができる
❷クリニミールは量が少なくて、高カロリーをとることができる
❸リハタイムゼリーは120gで10gのタンパク質をとれる
❹腎不全の保存期でP接種を抑制したい場合は低リンミルクLPKがある(CKDⅣで透析ま近い患者に高P血症をみる、吸着剤としてはホスレノールを使用)

 

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