在宅医療勉強会 第16回 (桜井地区医師会)

在宅医療勉強会 第16回 (桜井地区医師会)を平成29年3月12日(土曜日)15時から17時 桜井市保健福祉センター陽だまり会議室にて開催しました。 7人の参加(内看護師2名)がありました。

在宅医療テキスト 各疾患進行期の医学的管理 1慢性呼吸不全2ALS3パーキンソン病4腎不全について読み合わせをしました

勉強会メモ
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1慢性呼吸不全
BMI20未満栄養障害は予後不良因子
BCAA製剤一日16g補充をするのがいいとされているも
保険請求の問題がある
プルモケア(アボット社)栄養補助食品で補充の場合は自費

2ALS
呼吸抑制の起こしにくい睡眠薬はベムソムラ、ロゼレム、ゾルピデムがガイドラインに推奨
3パーキンソン病
パーキンソンやレビー小体にはDATスキャンが有効。中和病院で検査依頼OK(吉村先生より)
YahrⅢ以上は指定医から障害認定を申請していただいて医療費の負担をとること
4腎不全
透析見合わせの意思決定プロセスのアルゴリズムがテキストにけいさいされているが、これは複数回行うとのこと

1234についてリハビリのニーズが今後多くなるのに対し、
特にOT,STさんのニーズは特に高まってくるとの意見があった。

参照

PTphysical therapyとは、・・・・・・・・・
理学療法士さんのことで何らかの疾病や傷害(スポーツを含む)などに起因する後遺症を持つ方に対し、徒手療法および物理療法(温熱、水、光線、電気治療)を用いて、諸機能の改善を図るものです。また能力障害が残ったとき、基本的動作や日常生活活動を改善するための指導、そして社会生活を送る上で不利な要素を少なくするための福祉用具の選定や住宅改修・環境調整、在宅ケアなども行います。

OToccupational therapyとは、・・・・・・・・・
作業療法士さんのことで身体または精神に障害のある者、またはそれが予測される者に対し、その主体的な活動の獲得を図るため、諸機能の回復、維持及び開発を促す作業活動を用いて治療・指導・援助を行うことです。また、それを通して運動・精神機能、日常生活動作能力、社会生活適応能力などの維持・改善を目指します。

STspeech therapyとは、・・・・・・・・・・・・・
言語聴覚士さんのことで、ことばによるコミュニケーションに問題がある方に、必要に応じて訓練、指導、助言、その他の援助を行い、自分らしい生活を構築できるよう支援していくものです。また、摂食・嚥下の問題にも専門的に対応します。

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