平成 24 年度 在宅医療連携拠点事業 総括報告書

平成24年度在宅医療連携拠点事業 総括報告書 厚生労働省医政局指導課

遅れているところの課題が、上記にすでにまとめられております。桜井市は、これらA・B・Cのうちどれが当てはまりますか

A 地域包括支援センターにおける主な在宅医療の課題  (37頁)
1)在宅療養支援に関して困っていること
・往診医の決め方、探し方が良く分からない。
・24 時間対応の看取りをする往診医は少なく、特定の医師に依頼している。
・病院医師との連絡が取りにくく、病院の相談できる窓口がはっきりしていない。
・医療処置があると、ショートステイの受け入れが困難。
・単身者・認知症患者の訪問診療が入りにくい。
2)医療機関に対して
・病院の医師と診療所の医師がもっと連携して欲しい。
・病院スタッフは、在宅医療の事をもっとしっかり知って欲しい。
・医療機関同士の連携の場に、地域包括支援センターも加えて欲しい。
・退院支援をもっと早く始めて欲しい
・同じ病院なのに地域包括支援センターに連絡してくる人がバラバラなど、病院の退院支
援の流れが不明確である。
・ケアマネジャーが、医療依存度の高い患者の事を相談できる窓口が必要である。
ケアマネジャーに対して
・訪問看護師と連携を取って欲しい。退院直後は病状が不安定で医療の必要性が高く、訪
問看護のニーズが高いことを認識してほしい。

B 地域の在宅医療・介護の課題(28頁)

・連携不足
・情報共有体制
・ 住民への普及啓発
・ 災害時の体制整備
・ 相談窓口の(周知)不足
・ 病院医療者の在宅医療に対する理解不足
・24 時間体制の整備

➡対処方針表19参照

C薬局及び歯科との連携が不十分であるという課題(46頁)
この対応策として、会議や研修を通じて薬局及び歯科との連携強化を図るという内容であった。
その中で、薬局及び歯科との連携をシステムとして構築した地域があり、独創的、先進的な取り組みとして事例を掲載した。(表 34)

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