11/24 桜井図書館にて認知症講座を行いました。
30名ほどの地域高齢者が集まってきてくださいました。
内容としてはこれからの社会背景と認知症の現状。そしてそれらを踏まえて知識をつけることの重要性、予防法をお伝えしました。
自助グループの形成に関しては、次回から取り組む予定をしております。今回はプレイベントなので、高齢者たちの反応を見ていました。
数名積極的な方から声をかけて頂いたので、その方々を中心に自助グループを形成していく予定です。
簡単にお伝えした内容を共有させて頂きます。
これからの人口急減(一世紀で明治維新時並の減少が見込まれる)を迎える中、認知症800万人時代・徘徊者1万人時代をどう切り抜けるかがカギとなります。
このような時代を迎えるにおいては自助力・互助力が必要となり、それらはご近所づきあいから生まれるものです。このご近所づきあい(社会関係資本)は様々な疾病の発症率を抑えるだけでなく、教育水準の向上や投票率などとの相関も認められています。
お互い様の関係性を築くことがこれからは重要であり、今の若者世代にはあまりないものなので、三軒隣はおとなりさんの文化の中を生きた高齢者たちの活動が重要となります。
これから先2050年には労働者は今の半分となります。その時に高齢者たちの孫世代はどのように生きればよいか、一緒に考えていきたいと思います。
認知症予防に関しては作業療法士協会のビデオを活用しました。
http://miyazaki-ot.9syu.net/news2/perm/28.htm
良ければ見てていただければと思います。
『認知症になっても人らしさは残る』
このメッセージを伝え、認知症は怖くもなければ、人らしくあり続けられるとお伝えしました。このビデオに関しては涙を流される高齢者もいらっしゃいました。
だからこそ、かかわり方が重要で、まずそのためには知識をつけることが重要です。
その知識を持って地域に生き、何かあった際には勇気をもって取り組んでみるということが重要となります。
以上のような形で、私と作業療法士の先生で話をさせて頂きました。
・これからの時代、自助力が求められる
・認知症になっても人であり続けられる
・そのためには知識が必要で、そのうえでの関わり方が必要である
この3点を伝えることを意識した会としました。
生まれ故郷のため取り組みにはお世話になった方もいらっしゃおいまして、私自身すごく温かい環境の下お話しさせて頂きました。非常に嬉しく、また桜井へ帰ってきて良かったなと感じる会にしていただきました。
反省点としては図書館利用の男性高齢者の数が少なかったことです。図書館で行う意義をもう一度考え直し、図書館のなかでの認知症ブースなどの設置などハード面での関わりも必要かと感じました。
余談ですが、恍惚の人という著書をご存知でしょうか?
その時代にも同じような考え方が流行したのだと驚きました。
内容(「BOOK」データベースより)
次回は2月ごろに養成講座として動き出そうかと考えております。
木下先生、各包括の皆様、たくさんの方々のご協力の下活動でき大変嬉しい想いでした。
本当にありがとうございました。
今後も取り組みを続けていきたく思います。
よろしくお願いします。
理学療法士 中川 征士
2回目 「二本の傘」をみました。平素より、配偶者(奥様)を大切にしておかないと・・・・・・・・・とも思いました。
25%の確率で認知症になった時に、認知の行動の意味に、優しさがないと・・・・・・・・・・・
奥様は大切にしましょう。
木下先生
ご配慮ありがとうございます。
お手数おかけしました。
今後、継続して高齢者との協働的な地域づくりを行っていければと思っております。またアドバイスなど頂ければと思います。
よろしくお願いします。
認知症予防に関しては作業療法士協会のビデオ
投稿が古くなっても 見ていただきやすいように
参考動画の介護動画に加えさせていただきます
高齢化社会のための地域づくりの講演有難うございました
認知症予防に関しては作業療法士協会のビデオ、興味深く見させていただきました。
PS,未分類はずして公開させていただきました。